2018.04.16
「勉強のしかたがわからない」という言葉がお子さんから出たときが、成績アップのチャンスです。ただし、どういう状況でその発言が出たのか。テストの前なのか、それとも後なのか。それによって、2つのタイプに分けられると考えています。
タイプ1:テスト前に「勉強のしかたがわからない」と言う
定期テスト前なのに、一向に勉強している様子が見えないお子さん。それに対して「どうして勉強しないの」とおうちの方がきいて、「勉強のしかたが…」と答えが返ってくるような場合です。
これは「勉強のしかたがわからない」という以前の「やるべきことをやっていない」というレベルです。ほとんどの中学では、定期テスト前に勉強するために、プリントが配られたり問題集のページが指定されて、やるべきことはあるはずです。
勉強していないことをとがめられて、その場を切り抜ける言い訳として「勉強のしかたが分からない」と言っているのかもしれません。「勉強のしかたがわからないから勉強していないんです。勉強のしかたがわからないんだから仕方ないよね」というところでしょうか。
「しかたがわからない」から「どうしていいかわからない」に
中学の勉強は積み重ねですから、やるべきことをやらずにいるうちに、「しかた」どころか勉強自体がわからなくなってきます。学校の懇談で、宿題忘れや課題の未提出が指摘されるようになったら、事態はさらに厳しくなっているものと思われます。
問題集を与えても開くこともない。通信添削の教材も机の隅にどんどん積まれていく。定期テスト前に、課題を開いてみたものの早くも2問目でつまずいて、後は解答を丸写しにして間に合わせる。本人もそれでいいと思っているわけではないのに、どこから手を付けていいのかわからない…
こうなると自力ではどうにもできません。こういう「どうしていいかわからない」という状態を「勉強のしかたがわからない」という言葉で表現しているケースもあると思います。
できることから始めてできることを増やしていこう
そういったお子様は、ぜひ秀英ゼミナールへ。できないから嫌になるのです。できることをひとつひとつ増やしていきましょう。秀英ゼミナールには、その力があります。